20ミクロンの極小ドットで表現。よりワイドな色調再現が商用印刷のイメージを変える!
欧米ではすでに実績のある技術で、表現力やクオリティーの求められる商品パンフや写真集などで、数々の成功事例を生み出してきました。日本でもCTPの普及により、『印刷本質の技術』ということでFMスクリーンが注目を浴びており導入する印刷会社が増えてきています。
FMスクリーンとは、FrequencyModulation(周波数変調)の略語で、1980年代後半に発表されました。「もっと鮮やかに」「質感を出す」「モアレをとる」「中間調ディテールを出す」「にごりをとる」などのお客様からの写真の要望をすべて解決したのが第2世代のFMスクリーン(高精細印刷)です。FMスクリーンは20μ(ミクロン※1)の極小なドットで表現し、400線相当の高精細印刷と同等の仕上りが可能になりました。しかも、従来の環境で安定した印刷が出来るようになり、「高品質=高価格」という常識も覆してくれました。弊社では、より身近になった高精細印刷で、訴求力を最大限に活かします。
AMスクリーン印刷は、規則正しく並んだ点(網点※1)の大きさを変えて階調を表現する一般的な印刷方式。 標準的なカラー印刷は175線で、刷版での網点の再現性、印刷でのインキ転写精度において高い安定性と作業性を持っており、スクリーニング技術のスタンダードとして長年にわたって印刷業界で採用されています。
(※1)175線というのは印刷の精度を示す尺度のひとつで「網点」に変えて印刷しています。この網点が1インチ(2.54センチ)に何列並んでいるかという意味です。つまり、たくさん並んでいるほど網点一つひとつの大きさは小さくなりよりきめ細かい表現となり300線以上から高精細印刷となります。